黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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暴露〜スノーデンが私に託したファイル〜読了
評価:
グレン・グリーンウォルド
新潮社
¥ 1,836
(2014-05-14)
コメント:西郷隆盛ではないが、大きく鳴らすと大きく響き、小さくならすと小さくしか反響しないのが同著。アマゾンのレビューで分かるように読む人のレベルで読後感は大きく変わるはず。

私の携帯電話の会話、使っているSNSのメッセージ、
Eメール、そしてインターネットに上がった行動履歴は
全てNSAというアメリカ政府機関を通して、日本政府に筒抜けかもしれない。
そのようなことを考えたこともなかった日本人にとっては、
の著書は衝撃的であり、日々行動にも影響を与えることになるだろう。

タイトル通り、エドワード・スノーデンはグレン・グリーンウォルド、
ローラ・ポライトスとともに、
多くのアメリカ政府国家機密とされている情報を暴露した。

テロ対策を名目として、数千万人の通常の通話記録を携帯電話会社が
政府機関になんの加工もなく提供していた。

一定限度の資格をもつ政府中枢機関のスタッフは、
世界中から傍受された個人情報をいとも簡単に閲覧でき、
実際にブラジルの経済界にも影響をもたらしていた。

もちろん一義的には、憤懣耐えられない
一内部スタッフとしての告発としての側面は免れられない。
しかし、スノーデンが自らの命をも省みず暴露に踏み切ったのは、
個人としての尊厳を国家から護りたいという強い意志に他ならない

彼は、長い間アメリカ政府に対して、
市民の権利を蔑ろにしていると追及し続けたグリーンウォルドに対して、
内部告発のパートナーとしてオファーを送り続けた。

アメリカの情報収集機関の中枢であるNSAで、
情報収集の最前線に立っていたスノーデンは、
機密情報が漏れることを全く他に見つからない方法で持ち出し、
グリーンウォルドなどの信頼おけるジャーナリストに提供した。

彼がもたらした情報によって、
アメリカ政府と同盟国の情報収集体制が明確になったことにより、
その政府を支持している国民に対して、
大きなクエスチョンを与えることに成功した。

果たして政府にここまで自らのプライバシーを委ねていいのだろうか?」と。

これは、たった一人の若者が短期間に与えたインパクトとしては
世界的な事件であり、それはアメリカ、イギリス、
加えて対立軸のロシアや中国など、現在のイデオロギー違いに留まらず
管理する政府と、管理される市民に対する大きな津波になった。

そう、スノーデンはあくまでも第一波を起こしたに過ぎないのであり、
これを大きくしていくも、小さくしていくも、
一人一人の市民であり、その総意であるはずの国家機関に他ならない。

21世紀の殆どの地球市民にとって、
目の上のたんこぶは、自らの生活をなんらかの形で制約する国家である。
もちろん、それは家族や雇い主などを
包括するものとしての間接的な関係になるだろうが。


世界一の超大国アメリカは、
自由を勝ち取るために植民地からの独立を勝ち取った歴史をもって
法を作り、国家の制度を築いた。


その国家が管理社会を築きつつある現状では、
他の国家もこれに追随するのがある意味自然であろう。

であるならば、その管理社会を暴露したスノーデンに追従する、
政府に全てを委ねるのはおかしいと、
叫ぶ人々も世界中で追従しても良いのではないか。

それが市民生活を、そして国家をより良くするものであると願う以上。

全くこの本のレビューにならない文章だが、
いまの気持ちをまとめておきたくツラツラと書き連ねてみた。

特定秘密保護法は、その対象範囲が限られていると安心している皆様、
携帯電話では何でも秘密を語ると良いよ。

私は、傍受の可能性をどこかで考えて行動したい。
仮にそれが自意識過剰であったとしても。
読書 | 23:41 | comments(1) | - | - | - |
コメント
from: 深沢清   2014/05/22 8:02 AM
光ちゃんへ。名分です。最初に龍馬の言葉がよかです。そして「個人としての尊厳を国家から護りたいという強い意志に他ならない。」が圧巻です。メールでワッチの田ご作文をおくります。
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