黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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地方を動かすためには考え方を「半官半民」にすべきかもしれない。

私は法律的に定義すると、選挙で選ばれたため、

地方公務員特別職に該当するようである。

 

それはともかくとして、選挙で当選するまでは、

行政の人々と仕事を共にすることがなかったが、

地方議員になってからは、

いろいろな行政職員と業務上のやり取りをするようになった。

 

大学を卒業してから、民間企業でしか働いたことがなかった私は、

現在初めて公の仕事に従事させていただいている次第である。

 

仕事のやり方が異なるのはもちろんのことだが、

もっとも違うのは、一つ一つの仕事に対して、

その対価を払う人がわかりにくい点が、

公の仕事の難しい点であり、進めやすい点でもある。

 

民間企業においては、ある仕事人(それを雇う企業)が、

直接なんらかの対価物・サービスを提供することによって、

その代償として金銭の支払いを受けている。

 

行政がどのような仕組みで動いているのかを、

理解していない人にとって、行政サービスにどの程度の

費用対効果があるのかを判別するのは非常に困難だろう。

(もちろん仕組みを理解する人にとっても難儀だが)

 

例えば、自宅の前に信号機をつけて欲しいと要望しても、

その一軒の都合で信号機が取り付けられることはほぼなく、

その地域において一定の交通量が認められ、

信号機を取り付ける必然性を公安委員会などが認めない限り、

信号機を設置するための予算がつけられることは難しい。

 

「自らの手で街づくりをしなさい」、

地方創生が叫ばれるようになってから

いろいろな方が訴えるキーワードである。

けれども、それが出来るには、

旗振り役がいないと動いていく住民は集まらない。

 

役人、政治家、民間企業経営者、労働者、

現実に属しているどんな形であれ、

自らの利益を半分、その地域の利益を半分ずつ想定して、

街づくりを進めていく人、つまり『半官半民』の人しか、

地方創生のトップランナーにはなれない。

 

私は、今のところそんなことを考えつつ、

自らの街をどうやって、次世代に引き継ぐ仕掛けを作るべきか、

歴史事実も含めて、いろいろな知見に触れている。

 

お金を稼げば良いというものでもなく、

注目を集めれば良いというものでもなく、

その地域の住民が楽しいだけで良いというものでもない。

 

街づくりは人造り。

 

これもまた様々な人物が、

昔から言ってきたフレーズであるが、まさに定石である。

半官半民の人物が、ある地域には必ず存在するはずである。

過去の歴史を遡ってみれば。

 

その人物の功績を訪ね、自らがどんな役割を担い、

他者をどうやって巻き込んで行こうとするか、

それを考え、一歩ずつ行動することからしか、

次世代に続く街づくりの仕組みは築き得ない。

八女市福島地区

写真は、福岡県八女市の手書き観光案内図です。

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政

政治 | 15:34 | comments(2) | - | - | - |
新年度予算案の審議ー予算特別委員会についてー

地方議会の三月議会では一般的に予算審議が行われます。

わが町も本日をもって特別委員会は終了しました。

補正予算が提出される予定なので、全ての予算審議は終わっていませんが。

 

まずは予算の意義と考え方について「議員必携」より引いてみます。

 

”町村の予算(歳入歳出予算)は、町村が年度に実施したい

事務・事業にどれほどの経費をかけるか、一方、

それを賄うために必要な財源をどのように調達するかを計上して、

これを金額で表示したものである。

つまり、予算は、その町村の一年間の収入と支出の

見積もりであると同時に、住民に対しては、

この年度に、どれほどの公租公課を義務づけることになるか、

また、その見返りとして、どんな行政サービスを行って

福祉向上に努めることにするかを約束するものであるといえる。

 

このように予算は、直接、住民の生活を左右し、

その福祉のいかんを決するものであるから、

編成に当たる町村長も、それを審議する議会も、

あくまでも、住民全体の福祉を念頭に置いて考えるべきで、

いやしくも一部の住民の利益のために

奉仕するようなことがあってはならない。

(中略)

予算が堅実なものでなければ、日頃、いかに住民の福祉向上を叫び、

町づくりの理想をかかげていても、その実現はむずかしいばかりか、

そうした不健全な状態が続くと財政自体が行きづまり、

新しい事業は一切できなくなって、

活発な行政の展開を計画的に行うことは不可能となる。

 

したがって、堅実な予算を作成することが何よりも大切なことであって、

編成に当たる町村長も、審議し確定させる議会も、

特に留意しなければならない。”

 

 

幅広く審議される国会の予算委員会とは異なって、

あくまでも予算案とその事業についての審議が、

地方議会の予算委員会の中心議題になりますので、

数値を通して、どのような事業が次年度になされるのかを

想定することが、地方議員に求められる予算との向き合い方になります。

 

地方議員に求められる当然の責務として、

無駄のない行政サービスを行うために予算をチェックすることが、

求められていることは当然です。

 

しかし、国や県からの資金供給が減少する中で、

全国ほとんどの自治体が当てはまると思いますが、

独自財源によって歳入が潤沢に得られない自治体にとって、

限られた予算を如何に有効活用すべきかは、

議員のチェック以前に執行部としても当然最も考えるテーマとなります。

 

だからこそ、現在の地方議員に求められているのは、

その予算を執行することで、如何にその自治体の将来に

繋がるような歳入歳出が行われているのかを監視することが、

最も大切な視点なのではないかと、私は考えています。

 

国や県以外の独自の歳入が三割程度の地方自治体が多いので、

俗に三割自治と言われますが、わが町も自主財源は約3割に限られます。

 

もちろん3割以外の数字も独自の方針で、歳出を決めることはできますが、

医療・介護など社会保障費が増大する中で、

町の独自の指針に従って予算の割り当てを行える範囲は、

年々減っているのが現実です。

(我が町はふるさと納税による寄付金もまだまだ限られています)

 

だからこそ、その少ない弾を如何に有効に活用し、

他の自治体にはない特色を出していくかが予算にも求められます。

 

一方で当たり前ですが、法律によって歳出が決められる

医療や介護、子どもに対する支出についても、

出来るだけ費用負担を減らすような取り組みも行われなくてはいけません。

一番効果的なことは、病院にかかる住民を減らす取り組みです。

 

 

私自身、初めての予算特別委員会審議への参加になりましたが、

数々の予算案説明によって、行政サービスを数値として捉えることができました。

もちろん、まだまだその数値は一部に過ぎないのは当然ですが。

 

職員や小中学校教諭が使用しているパソコンの台数、

臨時職員数やその給与形態、No残業デーの実態、

類似自治体との職員数の比較(我が町が一番少ない!)、

ふるさと作り応援寄附金を集めるための今後の展開、

現在庁舎で導入している行政システムのハード・ソフト予算比率、

行政が管理する公的施設の利用状況、

町立図書館の蔵書数と年間購入冊数、などなどキリがありません。。。

 

歳入・歳出の数値だけでは見えてこないものを、

昨年予算比の増減数値が大きく変化しているのは、

どういった要因でそうなったのか、質問をしていくことで実態が見えてきます。

 

その動きを踏まえて、もっと住民の方に満足いただき、

なおかつコストを減らすための提案を行っていくのが、

議員本来の役割ではないかと思います。

 

これまで、一般質問や常任委員会の活動によって知ることのできた

行政の働きとは、また別の角度から、

数々の数値を追うことで、明らかになった行政の姿でした。

 

数値は、特に前年までの動きを理解しなければ、

その実態が浮かんできません。

だからこそ、継続的に予算案、そして決算を捉えていく必要があります。

 

正直、最初の予算審議を通して、

もう少しこうすればよかったと後悔する部分は沢山ありました。

今のこのホットな気持ちを一年後も持ち続けられるよう、

1年かけて気になった点は、

しっかりと数値を追いかける癖をつけたいと思います。

 

それを住民の方と共有することによって、

自分だけはなく、多くの方とこの町を作り上げる努力をすることが、

結果として、この町を良くする大きな一歩になると確信しながら。

予算案

政治 | 22:45 | comments(0) | - | - | - |
組織トップの在り方 ー非日常時こそ問われる姿勢ー

 

私は、昨日から今日に掛けて、

実地で組織リーダーの在り方を考えさせられる場面に直面している。

 

昨日と今日が変わらない場面で、

組織の長が決断を下すことは難しいことではない。

しかしながら、通常は起きない事態が起きた時には、

トップが最もその判断の責任を問われる。

 

もちろん、多くの場合、外部要因があるからイレギュラーになる訳である。

まずは、その外部要因をどのように受け止めるかを問われる。

次に、起こり得ない事態が起きて、組織内部が動揺することを防ぐ必要がある。

そして、異常事態を元に戻すために対策を練って、迅速に行動しなければならない。

 

これらのことを並行してスムーズに行うには、

誰が中心指揮にあたり、

実行部隊をどう動かすのか方針を大まかに指示を与えるのが、

非常時におけるトップの役割である。

 

まだまだ事態進展中であるため、今後の状況をしっかり見ていく必要があるが、

私が向き合っている組織のトップは、その組織をよく理解しているからこそ、

この非日常をスムーズに乗り越えていきそうである。

 

私は、その非日常を起こした一方の当事者であるので、

その推移をしっかりと受け止め、リーダーが率いる組織と対峙していかなくてはならない。

 

しかしながら、その組織も、私も、私の同僚も、

その意見を発出する代弁者に過ぎず、本当に影響を受ける方は、別に存在する。

 

だからこそ、何が本当に自らがやるべき行いか、

常に客観的な視点を持って行動しない限り、

其の場凌ぎで、後々本当の当事者に大きな負担を強いることになってしまう。

 

 

以上のことを、具体的な事実を書かずに、

この文面だけで、理解いただくのは困難の極みであるのは十分認識している。

しかし、事態が進展中である限り、

各方面にご迷惑を掛けられないために、詳細は明かさない。

 

だからこそ、少し別の例を出しながらイメージしてみたい。

 

時は江戸幕末、ある藩の藩主は、

藩の事業を行うに当たり、金貸しから長期契約で金を借りていた。

順調に計画を進めていたけれど、

金貸しの債権者の都合で、金を融通してもらえなくなる事態に陥る。

 

藩主は、まずは家老に命じ、事業のストップを掛けて、金貸しとの交渉に入らせる。

同時に、藩の全スタッフに対し、この事業以外の職務を忠実に進めることを指示する。

そして家老は、これまでに進んでいる事業内容を精査し、

どの程度の資金があれば事業を終わらせられるのか落とし所を設定しておく。

 

その上で、藩主は金貸しに今後の展開について、

藩の状況を説明しつつ、縮小した事業を継続するために、つなぎ融資を依頼する。

 

藩が仕事を依頼している庄屋などの生活にも直結するため、

その交渉は非常にスピーディに行わなくてはならない。

一方で、長期に渡る事業内容を変更するわけなので、

幕府にも報告する必要があり、領民にも説明責任が問われる。

 

これら一連の事態が、藩にとって初めて経験する事実である。

だからこそ、どこにも参考書はないわけで、藩主の決断力と、

家老の指示能力、藩士の行動力が求めらる。

どれが掛けても上手くいかない。

 

加えて、金貸しにも、債権者の都合だけでなく、

その後の藩との取引を円滑に進めるために、

自らでリスクを取る必要性を求められる。

 

最大のポイントは、藩も金貸しもいずれも、

その藩民が満足する決断をしなければ、

指示を得られない事態に陥るということである。

 

このような状態で、藩主と金貸しの頭取に注目が集まるのは、

おぼろげにご理解いただけるであろう。

(例えが悪く、イマイチ分からないと言われると元も子もないが)

 

今、そんな状況を目の前にしている金貸しスタッフの私は、

この事業がどれ程の利益を生むものかを精査する必要に迫られている。

もちろん既に事業は進んでいるので、止めるにもお金が掛かる状況である。

 

言葉遊びはこの辺に留めて、しっかりとやるべきことに向き合う時間に戻ろう。

藩主の優れた決断力と、藩スタッフ全体の優れた行動に期待しながら。

 

春風楼

政治 | 23:27 | comments(0) | - | - | - |
委員会活動について 〜地方議員の見えにくいながらも専門的な仕事〜

本日は、産業厚生委員会にて二度目の現地調査及び

担当課からの状況説明が行われました。

 

今回のテーマは、

産業廃棄物処理及びリサイクル関連企業についてです。

住民・企業の皆さんにとっては、

様々な手間が面倒だったり、費用負担の割には、

そのメリットが見出しにくい部分のため、

全町の財政的にも負担はなかなか進めづらく、

住民の理解を得にくい部分という前提があります。

 

しかしながら、全国的にも問題になっているように、

様々な制約から最終処分場を探すことは容易ではなく、

自然環境保護の観点からも法律が厳格になり、

リサイクルを積極的に進め、廃棄物を減らすことは急務です。

 

残念ながら、現状では本町は、

積極的にリサイクルを進めているとは言い難く、

家庭ゴミ、産業廃棄物ともに、抜本的な排出から、

リサイクル、最終処分までのフローを見直す必要に迫られています。

 

今回の委員会調査においては、このことを念頭に、

産業廃棄物処理に従事されている二つの業者さんを訪ね、

その作業場及び実作業を目の当たりにしました。

 

事業者さんが置かれている立地環境だったり、

その経営状態など、様々な点で全委員が

課題を痛感させられた現地調査でした。

 

もちろん、廃棄物処理の許可を得ている業者さんですので、

法律や監督官庁の方針に則り、

適正に営業していただくことは大前提です。

 

しかし、売上規模、立地、当該スタッフの人員問題、

そこに処理を委託する事業者の分別状況、

その処理業者が処理したものを受け入れる企業ニーズなど、

加えてこれらの事業者を監督する立場である役場の対応。

 

様々な点で課題が山積している状況では、

廃棄物処理事業者だけに責任を求めるのではなく、

一つ一つの問題を整理していかなければ、

状態が改善されてないことを理解できました。

 

歴史的な経過を見ていくと、

最終処分場が廃止され、リサイクルを進めることになった時期から、

18年ほどに渡って、少しずつ膿が溜まっていた状態でした。

 

これを短期間で解消することは容易なことではありません。

 

しかし、少なくとも今日委員会に参加した8名の議員と

役場担当課の4名の共通認識としては、

少しずつでも、この問題を前に進めていこうという

意識は共通していたと感じています。

 

今後の産業廃棄物処理問題の進み方については、

一般質問などを通じて町民の方に、認知いただけるように、

しっかりと対応していきます。

 

 

私は、広報調査特別委員会とこの産業厚生委員会に属し、

やっと委員会活動についても実感を持って、

少しずつその活動の意義を理解しつつある状況です。

 

議員必携によれば委員会制度の意義についてこう書かれています。

ーーーーーーー

社会経済の進展に対応して、行政が著しく多様化し、

専門家してくると、本会議のみでは多数の議案を効率的に

処理することや議員がそのすべてに通じることが困難となる。

委員会制度は、このような欠陥を補完して、

審議の実を挙げるため工夫されたもので、

それぞれ専門別に審査を分担するものであって、

戦後、アメリカ民主政治の例にならって、わが国の国会、

地方議会にも採用されることとなったものである。

(中略)

常任委員会は、その部門に属する町村の

事務に関する調査を行い、議案、請願等を審査する。

ーーーーーーー

我が町では、産業厚生委員会と総務文教委員会という二つの

常任委員会が設置され、議員はいずれかに属しています。

(議長・副議長はいずれにも出席しています。)

 

議員個々人としても、定例議会の一般質問を代表として、

役場職員とともに政策実行に向けて行動しますが、

前述の通り、個人でできる範囲は限られ視点も広がりません。

 

だからこそ、全町的であり時間がかかる問題については、

委員会を有効に機能させ、議員と職員がチームとなり、

物事を進めていく必要が生じます。

 

議員個人と委員会としての立場をどう使い分けるかは、

まだまだ私も模索している状況ですが、

これが地方議員に求めれれる一つの要件でもあります。

 

まだまだ町民の方にしっかりと分かりやすい言葉で

役割分担を説明できるレベルには達していませんが、

2017年はそのことも頭に置きながら、

議員活動に取り組んでいかなくてはと考えています。

 

リサイクル施設

(写真は焼き物の石膏型をリサイクルしている業者さんです)

政治 | 21:48 | comments(0) | - | - | - |
議員生活ってどう?という問いにお答えします。

ここ最近いろいろな方によく聞かれます。

議員生活はどうですかと。

 

11月1日から町議会議員生活をスタートした私ですが、

私が全く政治に縁がなかった人間であることもあり、

家族や知人友人など数多くの方が関心を持っていただいています。

票を投じているいないに関わらず、もちろん有権者の方も。

 

私が選挙後、3ヶ月に満たない今感じていることは、

社会人の成り立ての頃と変わらず、

目の前の事実を俯瞰する視点を持たなければ、

この仕事で結果を出すことができないということです。

 

町議職ではありますが、町民の方、町外の方問わず、

私が政治に関わっていることについて、様々な意見を頂戴します。

 

地域の住民としてすぐにでも何らかの役割が担えそうなこと、

町会議員として何らかの解決策が見出せそうなこと、

国会議員レベルではないと解決策が見出せそうになさそうなこと、

そのレベルは本当にご意見いただく方、十人十色です。

 

しかし、ご意見をくださる方は、私に何らかの期待を

抱いていらっしゃるからこそ、声をかけていただくわけです。

 

もちろん全てのことに応えることは到底不可能ですが、

その中でも、町全体の利益になることがあれば、

積極的に動いていかなければ、選挙で選ばれた資格はありません。

 

私が数々のご意見をいただいた中で、大枠として考えていることは、

「町民お一人お一人の方の役割分担を明確にする」ことです。

 

餅は餅屋という言葉があります。

 

町役場、企業、自治会、そして個々の住民レベル、

それぞれに期待されている役割、出来る仕事の範囲、

もちろんそれぞれにバラバラでありながらも、

当人さん方はある程度見極めが付いているはずです。

 

この仕事をするべきだけど、目の前の仕事が多すぎて、

本当にやらなければならない仕事に手がつけられてない。

 

そんな思いを抱いている方は、わが町に限らず、

日本全国に多数いらっしゃるに違いません。

 

時代は常に変化しています。

もちろん仕事のあり方も時とともに刻々と変化します。

 

だからこそ、町に対して町民の方が果たす役割も変わるはずです。

議員だったり、役場の職員であろうとなかろうと。

 

 

だからこそ、私のまず最初の議員としての役割は、

この町の良い点、改善すべき点をしっかりと示すことであるはずです。

私は、この町の議員の中で、最も居住日数が少ない町民です。

 

だからこそ、日々の町民の方の光景も、様々な組織の仕事ぶりも、

「なぜ?」と思えることを色眼鏡なく感じる機会が多いはずです。

 

まずは、それを多くの人に知ってもらい、

この点が素晴らしい点であり、もっと多くの町外の人に伝えるべき、

あの点は他地域と比べて劣っていて、何らかの改善がされるべき、

それをしっかりと提示することが最初の仕事かもしれないと、

おぼろげながらに感じ始めているのが、今の現状です。

 

もちろん、議員になった瞬間に何らかのマニュフェストに従い、

行動を行っていくことが最も相応しい議員のあり方かもしれませんが、

議員になったからこそ、見えてくる視点、頼られる雰囲気も存在します。

 

それを踏まえつつ、今一度客観的に、この町を俯瞰してみて、

自分が首長であるならば、どのようなことを一番に手をつけるべきなのか、

その視点を持って、一人の議員として提起すべき考え方を、

議会において示していくことが私がやるべき仕事です。

 

 

まだまだ3月議会の一般質問通告期限までには、

少し時間がありますので、引き続き多くの町民の方の

お話を伺いながら、今この町にとって必要なことを、

しっかり整理していきます。

絵馬

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政

政治 | 22:53 | comments(2) | - | - | - |
ここ最近の動きまとめ及び3月議会の一般質問予告(仮)

発信者受信者双方の個人情報をほぼオープンにしている

フェイスブックでは、日々の動きをほとんどお知らせしていますが、

広く一般にはお知らせできていないので、ご紹介です。

 

現在は、11月の議員活動開始以降、

やっと町会議員としての仕事と、それ以外の仕事について、

両立ができる雰囲気が掴めつつある状態です。

 

2016年9月まで企業に属して給料をいただく形態でした。

選挙の準備を進める一方で、自らの責任で仕事をいただく

準備を少しずつ始めておりましたので、年末くらいから、

やっとクライアントである企業様に提案が通る形になりました。

 

結果として、今年は段階的ではありますが、

報酬をいただきながらサービス提供ができそうな状況です。

 

仕事内容としては、これまで10年ほど培ってきた、

インターネットを使った商取引のサポートがメインになります。

新規通販サイト構築や、通販サイトの活性化が中心です。

 

業種としては、もちろん波佐見の主要産業である

食器の販売サイトが中心となりますが、それ以外にも

九州各地・東京からもお声がけいただきつつあるので、

ジャンルに捉われず、お仕事を広げていければと考えています。

 

私には、デザインセンスはありませんが、

前職でともに働いていたウェブデザイナーとコンビを組んで、

まずは他社の二番煎じが中心かもしれませんが、

「通販サイトを始めたいけど、どうやったら良いかわからない」

そんなクライアント様とともに成長できるサイト作りを手がけていきます。

 

もちろん個人様、中小企業様が現在のお客様の中心ではありますが、

大手企業に属している知人からも協業のお誘いがポツポツありますので、

少しずつ規模は大きくなっていくものと思われます。

 

議員以外の仕事の幅が広がれば広がるほど、

議員として感じる課題に対して、ビジネスで何らかの解決策を見出すような

スキーム作りも実現できるのではないかと期待しています。

 

何故ならば、行政サービスを役場に求めようとしても、

年々著しい規模で増大する社会福祉関連予算の負荷に負けてしまい、

なかなか予算獲得ができずに、新規事業ができない状況にあるからです。

 

行政ができない公的なサービスであっても、

利害関係者を広く捉えることで、民間でサポートできるのであれば、

それを積極的に取り入れていくのも、今後の政治家の役割だと考えています。

 

ともあれ、自分自身が食べていく仕事だけに注力するわけではなく、

3月初旬に始まる平成29年度第一回定例会に向けて、

一般質問の準備もそろそろ始めなくてはいけません。

 

現時点で考えているのは、以下の三項目を質問予定です。

 

1.高齢者の免許証返納と優遇措置について

2.福祉タクシーの運行見直しについて

3.小学校環境改善策について

 

初めの議会での一般質問では、子どもと高齢者について、

全く質問ができませんでしたので、今回は多くの町民の方から

頂いた声を踏まえて、町政に対しての質問を行う予定です。

 

前回以上に知らない分野なので、二月はしっかり勉強していきます。

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政

 

今、以下の「ザ・チョイス」を読書中です。

物事の本質はどこにあるのか、目先に惑わされない努力を常にしていかなくては。

評価:
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社
¥ 1,727
(2008-11-08)
コメント:具体的な事例自体もすぐに参考になるものばかり。物事の選択を悩んでいる時に是非手に取っていただきたい。

政治 | 23:23 | comments(0) | - | - | - |
地方議会当面の課題と議員の心構えー議員必携 全国町村議会議長会編よりー

「議員必携-第十次改定新版-」全国町村議会議長会編 学陽書房刊
こちらの330p以降に採録されている『町村議会の活性化方策』から
提言のみを抜粋してご紹介したい。

 

理由は、同著に書かれているだけで議員のみが理解しても、
地方議会の活性化にはつながらず、
広く国民に知っていただくことが重要だと考えるからである。

 

なお、地方議会活性化研究会の活動内容については、
以下のウェブサイトに詳細がまとめられているので参照いただきたい。
https://www.nactva.gr.jp/html/research/region_study.html

 

・提言1:
分権下の新たな町村議会像として、
何よりもまず民主的地方自治制度において
議会が全ての根幹であることをしっかり認識し、
またそのことを改めて欧米の歴史の流れと現状から学び、
町村議会活性化に役立てる真摯な態度が望まれる。

 

・提言2:
町村議員は、地域のなかで多様化する住民の意思を反映させ、
討論を通じて町村の統一的意思にまで高めることができるのは
議会だけという確信に立って議会活動に邁進すべきである。

 

・提言3:
町村議員は、万事世の中の動きが早まるなかで先例や慣行にとらわれることなく
新たな試みをつぎつぎに打ち出せるチャレンジ精神を堅持すべきである。

 

・提言4:
町村議員は、行政機能拡大強化のなかで法規万能から
住民への対応が冷たくなることに思いを致し、
北欧などのオンブズマン(オンブズパースン)に見られる
温かみのある町村政をめざすべきである。

 

また、上記を受けて続けて記されている地方議員の心構えについて、
表題だけを重ねてご紹介したい。

 

1.住民全体の代表者である

 

2.執行機関と一歩離れ、二歩離れるな

 

3.批判するには、代案をもってせよ

 

4.実質的な審議が大切

 

5.住民の声や心を代表する

 

6.勇気と奮起が政治家の要素

 

詳細内容については、著書の著作権などを踏まえて割愛するが、
地方議員のみならず、広く選挙を経て選出された政治家に
当てはまる要点であることは紛れもない。

 

常に現状をよりよくするには、誰と何を行うことが必要かを
考えて日常に取り組む地方議員たらずして、
町をよりよくしていくことはできない。

 

政府、都道府県、市・区などの機関と比べても
町議会は規模が小さい。村議会に比べると一定議員数が存在する。

 

だからこそ、日本における民主主義のあり方に、
これまでのやり方に踏襲されない新しい形を見出し得るのが、
町議会議員なのではなかろうかと、選挙を終えた私は考えている。


初めての通常議会を備えて、実務面を日々勉強している現状だが、
議員必携に掲載されている法律、議会運営方針、議会の進み方、
議案審議方法、実務検査方法、議会と長の関係性などを
しっかりと身に付けて、地方政治家としての一歩を歩んでいきたい。

議員必携

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政

政治 | 15:56 | comments(2) | - | - | - |
地方自治体の議員になるということ。選挙を終えて。

私は、11月1日より4年間の任期で、町議を務めさせていただきます。

この町に住民票を移してわずか6ヶ月弱ですが、

ご支援いただいた皆様のおかげで選挙に当選させていただきました。

 

今後しっかりと町民の皆様のためにご期待に応えられるように、

精一杯働いていきます。

 

私には、地盤・看板・鞄が全くないどころか、

この町に親戚もなく、支持いただける組織もゼロでした。

 

全ては、個々人の皆様の支援の積み重ねで、

483票ものご支持をいただきました。

 

私が選挙に挑戦するのは、高校の生徒会長選挙以来で、

もちろん公職選挙法が適用される選挙は初めてでした。

 

一票の重みは、選挙戦で精一杯頑張ったつもりですので、

町議として働く前の現時点から強く感じております。

 

何も実績がない私をご支持いただいた皆様は、

私に期待だけで一票を投じてくださったことは間違いありません。

 

その重い期待に押しつぶされることがないように、

自らの信念をしっかり維持して、町民の皆様に光を当てられる

政治家になれるように日々勉強し行動していきます。

 

 

まだまだ選挙が終わって1週間と時間が経過しないうちに、

地方選挙を志す方向けに私が感じたことを少しメモしたいと思います。

もちろん、以下に記すことは私の私見であり、

他の候補者及び他の地域で通用する保証はありません。

 

様々な事情を踏まえて、全ては箇条書きしかしません。

詳細が気になる方は、連絡先を教えていただければ詳しくお伝えします。

 

 

1.選挙に最も必要なことは候補者本人の志し。

2.選挙に必要な人物はその地域の選挙を知る参謀。

3.選挙は告示日以降の選挙期間以前に入念な種まきをできた人が勝つ。

4.選挙中で絶えず必要なものは候補者そして応援者の必死さ。

5.選挙事務所を構える地域の皆様を味方にできない限り結果はついてこない。

6.選挙の趨勢を大きく左右するのは男性以上に女性である。

7.他陣営のことを必要以上に気にせずに自らを律することに集中する。

8.地方議員選挙は勝つことを目指するのではなく負けないという戦い方が存在する。

9.支持者を増やすフィールドを明確に定めること。

(演説会注力、支持団体注力、個人紹介注力なのか等々)

10.選挙は当選しても終わりではない。

 

 

私は、選挙はお金を持っている人、親戚をたくさん有している人、

その土地に地縁を持っている人、知名度を有しているいる人、

企業や団体のトップである人、自治体職員経験のある人、

そんな方しか政治家になれないと思っている人に、

少しでも政治の舞台にチャレンジしていただきたいと思い、

支持いただいた方に失礼になるかもしれないことを承知で、

このエントリーを記させていただいてます。

 

なぜならば、現状に問題意識を持った人が行動をしない限り、

政治が変化することがありえないからです。

口先で愚痴を言って政治が変わることはありません。

 

選挙という段階を得て、鋭い問題意識を持つ政治家が

自治体をリードして初めて、その地域は変化していきます。

(もちろん民間主導のまちづくり例も大いに存在しますが)

 

私が働かせていただく自治体は、

何百年も以前から産物を他領に販売して外貨を獲得していました。

加えて他の地域からやってきた人々が、

それまでの仕事のやり方を大きく変化させてきました。

現代でも、その流れは続いています。

 

だからこそ、私のようなよそ者、バカ者、若者でも、

機会を与えようと一票を投じてくださる住民の方が

多数いらっしゃるのです。

 

社会の変化は一人では起こせませんが、

その地域の全員が賛同しなくても、一定数の後押しがあれば、

少しずつ山は動いていきます。

 

地方議員一人でやれることには限度があります。

しかしながら、何もできないと諦めてはそこで試合終了です。

選挙ですら多くの人が無謀だと思われたことにチャレンジしました。

 

482名の方のご期待を裏切ることなく、

これから四年間精一杯働いていきます。

(もちろんながら483分の1は私が投じましたので)

 

将来この土地に生まれてくる世代に少しでも誇られる町を作れるように。

 

政治 | 23:30 | comments(0) | - | - | - |
選挙で当選するのは、自分の想いを受け入れてくれる人の前で他者よりも頭を下げた人〜ある参院選当選者のエピソードに見る日本の選挙〜

2016年7月10日参議院議員選挙は、与党自民党と公明党により過半数を獲得した。

これはある程度達成可能な目標と識者が事前に伝えるところであったので、

あまり驚くべきことではないかもしれない。

どちらかといえば、野党民進党が3年前を上回る議席を獲得したこと、

生活の党が、2議席を確保し、政党要件を維持したことの方が想定外と言えるだろう。

 

何はともあれ、選挙に携わった皆様にお疲れ様でしたと声をかけたい。

炎天下、18日にものぼる選挙戦を送るにあたっては、候補者はもちろんのこと、

家族、選対スタッフ、ボランティア、各種支持団体関係者、

選管職員、選挙に携わる官公庁職員、など多くの方によって、

平穏に選挙という出来ことが円滑に進められたことを有権者は知って欲しい。

 

18歳からの投票がスタートするということで、いつにも増して、

様々な作業が増えたと思われるが、マスコミに大きく伝えられるほどの

混乱もなかったようで、その点については大いに評価されるべきではなかろうか。

といった前置きはこの程度にして、タイトルにしている本題に入りたい。

 

 

私は、今回の参院選に立候補していた元職の地元に住居を置いていた。

その元国会議員さんは、衆議院議員、参議院議員ともにキャリアがありつつ、

1度以外の選挙区当選以外は、比例当選・比例復活となかなか選挙で苦労されている方である。

 

私は、たまたまこの地域の地方議員さんと顔見知りになり、

個人的な興味関心も含めて、その議会選挙を少しだけお手伝いした。

内容は、議員支援団体のイベントへの参加および、

告示日に少しだけ練り歩きを手伝った程度でそこまで大きく貢献したわけではない。

 

しかしながら、選挙が始まる前からその裏方を知ることになったため、

結果は気がかりで、投開票日当日は、いてもたってもいられず、深夜に選挙事務所に出向いてみた。

少人数ながら選対スタッフと議員さん家族と結果を待つことになった。

 

開票直後の圧倒的な勝利とはならなかったが、なんとか二期目の当選を果たしほっと安堵で、

ささやかながら、議員が戻り次第、万歳をやったり選挙状況を意見交換しあった。

 

その暫くのち23時過ぎに、先に挙げた元国会議員さんが、

夫婦で事務所にいらっしゃって

当選祝いに訪れ、ねぎらいの言葉を議員本人にかけていた。

(その議員は当時別政党に移っていたが、元は地方議員と同じ政党だった。)

 

当時は、元国会議員は先の衆院選挙に落選し浪人中の身、

決して表立って今後の選挙への立候補を示しているわけでもなく、

きちんと地域に根を張って活動を行っている姿にただ感銘を受けた。

(ちなみにその選挙区の衆院選当選者は、大臣経験のある有力政治家)

 

ここまで書いてしまえば、選挙ニュースをしっかり見た人には名前が分かってしまうが、

その元国会議員さんというのは、今回の参議院選挙で比例代表で立候補し、

選挙翌日の午前6時ごろ最後に議席が確定したあの人である。

 

私はこの人の当選した理由をちょっとだけ考えてみたら、

彼女が律儀に支援者に頭を下げている光景しか浮かんでこなかった。

 

もちろんすでに国会議員を何度も経験しているという知名度も実績もある。

だから、有力政党に移れば境遇が変わって、地域活動をそこまで厳密にやらなくても、

国会活動に精を出すことも可能なのかもしれない。

けれども、彼女はそれを許すことなく、自らを政治家に育て上げた党首を裏切らず、

きちんと地域活動を行い、支援してくれたり、可能性のある人に律儀に頭を下げている。

 

今回の参院選の当選者を見渡してみたい。

歌手だからと人気だけで当選したと批判される人、

スポーツ選手としての知名度はあるが政治家の活躍に疑問を呈されている人、

前回の衆院選に落選するも地道な地方回りを繰り返し見事復活を告げた人、

様々な人がいるだが、共通するのは応援してくる人のために、

しっかり頭を下げる姿勢ではなかろうか。

 

二人の現役閣僚が選挙区にて議席を確保することができなかった。

過去に県知事を務めたことのある知名度の高い作家も比例代表にて議席を得られなかった。

 

結局のところ、日本の民主主義形態は、頭を下げる人が選挙に勝つことを

前提として成り立っているのが、戦後70年近く続いている現実なのである。

 

政策論争だったり利益誘導がもちろん功を奏すこともあるだろうが、

現実は、この人の頼みなら仕方がないではないか、そう思う支持者を得るために、

如何に頭を下げるかが選挙にかつ唯一の術である。

 

頭を下げるだけならば誰でも出来るのだが、

応援してくれる可能性のある人の前で、頭を下げることができなければ票は取れない。

それをしっかりと見極めて、信念を持って耐え続けた候補者だけが、

先生と呼ばれる国会議員のバッチを獲得することができるのである。

 

これは国会議員に限ったことではなく、地方政治にはより顕著であろう。

田中角栄人気であるが、彼は支持してくれる人を増やすことにかけては天下一品であった。

応援してくる人自らが、角さんに対して頭を下げてくるように仕向け続けたほどだ。

 

田中角栄は、選挙の要諦を聞きにくるものに対して、

「地道な選挙運動を行え、手を抜くな。徹底的に有権者と接しろ」と指導した。

そこには、大きな資本力で選挙に出るも、落選を余儀なくされた実体験が伴っている。

 

残念ながら、様々な要因で辻説法を聞いてくれる人を得るのは難しい状況だが、

いつも節目正しいお辞儀をされ、嬉しい時に祝いに来て、悲しい時に寄り添ってくれる、

そんな政治の道を志す人がいれば一票を投じたくなるのが、今でも大方の日本人だろう。

 

選挙結果を垣間見ると、決してその当たり前の事実は変化しないことが容易に分かる。

なぜならば、全体として落下傘候補は落選を余儀なくされており、

一定期間きちんと地域に根ざして、地域活動を行った候補者は当選しているのだから。

 

今後、参院選の前に、衆院選挙が行われるタイミングがやってくる。

その時に、自民党・民進党、どちらの方がきちんと日々の地域活動を行っているか、

それが選挙結果として現れてくることを、我々有権者はしっかり注視したい。

 

なせならば、それこそが憲法がどのように変わることよりも、

我々一人一人の国民の生活が国や自治体の動きをどのように変化させるのかに、

大きな影響力を持ってくる事実なのだから。

 

選挙

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政

政治 | 00:17 | comments(2) | - | - | - |
政治とカネ、批判するだけでは、世の中は変わらない。
この時期、政党交付金の配分が決められる年末に向けて、
野党の集合離散が繰り返され、政治を巡るニュースにうんざりする人も多いのではないか?

私は、政治に対してちょっとだけ他者よりも興味を持っているので、
アメリカの政治家や、昭和初期の政治家など多少なりとも彼らの評伝を読んでみた。
私が概観した限り、民主政治にお金が掛かる現実は、この100年ほど対して変わってはいない。

一家を破滅させる道楽である政治には手を出すな、過去富豪家に叫ばれたこの言葉、
未だに、財界と政界の間に微妙な距離があるのがその事実を裏付けている最大の結果と見てもおかしくない。

これだけ多数派を占めている自民党の強大与党政権でありながら、
様々な物事をドラスティックに変えることが難しい国会の世界は取り敢えず脇に置いてみる。

地方政治において、新しく政治の世界に入った新参者が、
ドラスティックな改革を行っている例は、一部のニュースな首長以外は、殆ど全国区になっていない。

地方議会で、これまでになかった政策を提言し、
それを地方自治の現場に広げている例はもちろん存在するが、
決して大多数になっていないのが現状だ。

その要因は数多くあれども、私が一番問題意識を持っているのは、
国民の大多数を占める給与所得者が議会に参加することが皆無だという事実である。

現に、特別公務員である地方議員は、
兼業が認められているにも関わらず自営業(農業などを含む)以外の
兼業で議員活動を行う人の割合は非常に少ない。

専業で生計が営める報酬水準が確保されている大都市の地方議員以外は、
多くの市町村議が日常の政治活動を行うだけでカツカツの報酬で4年間の議員活動に従事している。

この現実だけを踏まえても、市民の代表を務めることを求められる議員として、
全く市民を向いた仕事をしない議員となるか、
党派もしくはスポンサーとなる団体の操り人形に成らざるを得ない現実が露呈してくる。

もちろんそういった議員だけでなく、市民の暮らしをより良くするために、
自治体が行っていない施策を提案し、
効果を発揮していない施策を方針転換させようと日々活動している地方議員さんも多々存在する。

しかしながら、そういった議員さんから、漏れてくるのは、活動資金の乏しさである。
色に染まらず、身の潔白を証明するためにも、
グレーなお金はもちろん手を出さず、政務調査費まで返上し、
自身の議員報酬だけで、広範な議員活動を行おうとすると、
自身の生計を立てるのは困難に成らざるを得ない。
(もちろんやり繰りする議員さんがいないわけではない。)

民間企業であっても数多くの調査を行うにはコストが掛かるのはやむを得ないし、
個々の家庭であってもご近所付き合いでの出費はすぐに元が取れるものではない。

つまりは、政治活動を行うためには、
そこに関わる人々の人件費はもちろんのこと、
数々の政治立案を行なうための基礎調査費がどうしても発生するのが当然なのである。

長くなったが、年末に小さな野党が最大の財源と言える
政党交付金をめぐって議員の駆け引きを行うのは、
現実の政治の仕組み上、逃れられない事実なのだ。

規模は違えど、活発に政策提言する地方議員も、
どこから調査費用を捻出するかに頭を痛めているのが、実態ではなかろうか。

だからこそ、給与で日々の生計を立てているサラリーマンが政治参加することは、
そもそも選挙コストを払えないことで難しいし、その後の議員活動においても、
サラリーマン業との二足のわらじを履けないことからも、至難の技なのだ。
そもそも会社側に政治参加への理解が乏しいのも大きな要因ではあるが。

しかし、世の中の市民大半がサラリーマンであるからにはその現実を踏まえ
一般社会のやり方で議会も運営されることが、市民の声を最も反映しやすいのではないか。
職業議員で多くが占められた議会や自治体職員のやり方に固執することなく、
市民のために多様な意見を取り入れるのが、本来の地方議会の在り方であるはずだ。

私は、以上の私見に基づき、地方議会が活性化し、
独自の地方自治が行われるためには、以下が必要不可欠だと考える。

1.地方議員選挙立候補コストの削減
2.地方議員における兼業の充実化
3.選挙及び議会運営ノウハウの共有化(地域内外)
4.落選者へのサポート体制の充実化

地方議会議員は、政党参加率が低いため、これらのことを政党に望むのは非常に困難である。
だからこそ、その土地の市民が、どんな議員を代表に選び、
どのような自治を形作りたいか、しっかり定義できるかどうが重要になってくる。

このエントリーは、多くが抽象論になってしまったので、
次回はもう少し具体策に踏み込んでみたい。

政治とカネ
政治 | 00:05 | comments(2) | - | - | - |

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