黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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原発危機の経済学 齊藤誠著 読了

私は、これまで原子力発電所の今後を巡る議論について謝に構えたところがあった。

それは、多くの識者の意見が、原発稼働反対もしくは推進という掛け声に留まり、

具体的にどうしてそのような状況を目指すべきなのかが、

福島第一原発事故という現実をふまえていないような気がしてならなかったからである。


この本は、あくまでも社会科学者の視点として、一橋大学経済学研究科の

齊藤誠教授が原子力発電の仕組み、原子力発電所の現状、福島第一原発事故の状況、

放射性廃棄物処理方法、今後の原子力発電事業について考察をまとめられている。


現実問題として、大飯原発以外は営業運転を止めている原子力発電所であるが、

日本には54基の原発が存在していて、放射能汚染物質を貯えている。

それが運転しようとしまいとその現実を日本人は逃れることはできない。


つまり、原発推進であろうとなかろうと、この前提に立って議論がなされ、

今後すべての原発を廃炉にしようとしても、全ての原発が抱えるゴミである

核と数十年に渡って付き合っていかなければならない。


私は現時点では、まだ原子力発電を推進すべきか廃止すべきか個人的な結論は

出せていないのだが、少なくとも今ある事実を積み重ねていかないと、

何等その提案が導きだせないだろう事を、この著書を読んで痛感させられた。


原子力発電という仕組みそのものの複雑さや、資金を取り巻く問題の数々、

そして発電所や放射能汚染物質処理工場建設を取り巻く環境など、

進むも地獄、止めるも地獄の現状が日本には横たわっている。


しかしながら、それは福島第一原発事故により顕著になっただけで、

日本が原子力発電をスタートした40年以上前から進展していた事実である。

そこに、福島の土地を汚染してしまったという大きな課題が乗ったのが現状だ。


日本は、未だに70年近くが経過しても、太平洋戦争の総括ができていないため、

その解釈を巡って中国韓国を中心とする国々から政府が非難されている。


この事実を前にして、果たして一度事故に因って大きなカーブに直面する

原子力エネルギー政策が極めてスピーディーに、そして建設的に、

未来に向かっていくためには相当な紆余曲折を経なければならないのは間違いない。


だからこそ、まずはこの齊藤著に代表されるように、

「今起きている現実」を色眼鏡なく認識しようとする試みが

最も大切なのではないかと私は考えている。


人間の命がさらされると感情論に支配されるのは仕方ない事実である。

しかしながら、日本航空の御巣鷹山にボーイング747の事故によって、

それ以降安全対策が進展したからこそ、日本の航空産業は大きく拡がった事実を

今改めて見直してみる必要があるのではないだろうか。


原子力発電所は複雑な仕組みで動いているため、それを取り巻く人々が、

きちんとした目で監視をしていかない限り、適切な安全対策は維持できない。

まずはその視点に立ってこの著書を読んでほしいと私は読了後改めて感じた次第である。

JUGEMテーマ:原発

評価:
齊藤 誠
日本評論社
¥ 1,995
(2011-10-20)
コメント:原発推進派と位置されるかもしれません。しかしながら前提となる数値は極めてフラットなので原発反対の方にも是非手にしてほしい一冊です。

電気 | 18:29 | comments(0) | - | - | - |
全国電力会社別 家庭用電気料金比較
東京電力にて料金値上げの報道がなされていましたので、
果たして、電力事業者ごとに価格はどの程度異なるのか気になって、
簡単に調べてみました。あくまでも家庭用数値比較ですので、
事業用の計算テーブルの参考にはならないと思います。

九電力会社 家庭用電気料金比較

各電力会社ホームページより(2011年12月23日現在)


燃料費調整料金を含まない金額。

従量電灯B契約は一般的な家庭での契約で時間帯に問わない料金形態。

基本アンペア契約30A 1ヶ月の使用量30KWとの想定。


北海道電力 従量電灯B 30A 基本料金976円 30KW 1524.6円

東北電力  従量電灯B 30A 基本料金945円 30KW 1449.3円

東京電力  従量電灯B 30A 基本料金819円 30KW 1355.1円

中部電力  従量電灯B 30A 基本料金819円 30KW 1330.5円

北陸電力  従量電灯B 30A 基本料金693円 30KW 1200.6円

関西電力  従量電灯B 30A 基本料金378円 30KW 880.8円

中国電力  従量電灯B 30A 基本料金388.5円 30KW 900.9円

四国電力  従量電灯B 30A 基本料金357円 30KW 829.8円

九州電力  従量電灯B 30A 基本料金850.5円 30KW 1333.5円

沖縄電力  従量電灯B 30A 最低料金383.69円(10KWまで)30KW 820.89円


沖縄電力については基本料金制をとっていないため、

比較データとしては合計金額のみ比較可能。


以下サイトの原発依存度データと比較していただければと思いますが、

原発に依存しているから料金が安くなる訳でも、

原発に依存していないから電気料金が高くなる訳でもありません。

もちろん、各社事業者依存度が異なる点も料金制定条件が異なるでしょうが。。。

http://eurofactory.dtiblog.com/blog-entry-733.html


とりあえず、原発近くを避けて、電気料金が安い場所を選ぶとすれば、

中国電力エリアに住むがベストとなりますね。二つの数字上。

JUGEMテーマ:脱原発

電気 | 09:52 | comments(1) | - | - | - |

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